下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)

これも衝動的に買ったのですが、ガツンとやられました。結末の乱暴さと、データを自己に都合のいいようにしか本文に提示してない部分があったりと不満はあるのですが、悪い本ではありません。もっと早めに読めばよかったのですが、自分で今の状態が「下流」であることを自覚せざるを得ないと思うのが怖かったので手を出せずにいました。
でもこれで逆にモチベーションがあがりました。とういのも、これと一緒に『夢をかなえる勉強法』(伊藤真)を読んだからです。
伊藤先生は、法学部の学生なら誰でも知ってる「伊藤メッソド」による試験対策シリーズの著者でもあり、司法試験の塾の代表をしておられる有名人です。この方の書いた、勉強法を書いたのが本著ということになるのですが、実際はご本人の体験談を交えた勉強に対する心構えをといた本であります。内容の割りに値段が高い気もしますが(本著のうたってる内容と書かれている事が違ってるという意味で)、本著によって「あきらめないこと」が大切であることに気がつかされました。
今の自分には反骨心というか目的に対する向上心がまったくなかったのです。漠然と人生終わったと悲観していただけです。走してるだけでは人生本当にだめになるよということをこの2冊は教えてくれました。
自分の病気は、なかなか治りにくいものです。おそらく、またモチベーションが下がったりふさぎ込んだり、人生悲観することもあるでしょうけど、できるだけ頑張れるよう自分を強くしていきたいとは思いました。
今は「下流社会」よりも「ワーキングプア」のほうが怖いですけど・・・夢をかなえる勉強法