本屋へまた行ったこと

昨日のうちに、乙一先生の『小生物語』を読了し、新たな乙一作品を求めて本屋へ。
その前に、『小生物語』の感想を述べると、やはりこの人は根っこはライトノベル作家なのだなと思い、この人にもっとライトノベルらしい作品をかいてもらいたいと感じた。
まあ、すでに固定ファンがついているのでそれは難しいのかもしれないが・・・

乙一さん自身、どう思っているのだろうか?私はこの方のインタビューなどを読んだことがないので、『小生物語』の脚注やその他作品のあとがきでしか人となりを知ることができない。
ライトノベルばっかり読むやつも嫌いだが、ライトノベルを読みもしないで「あんなのまともな読書人が読むべきではない」という人も嫌いといった感じですかな?
このような、思いを抱えて仕事をしているライトノベル作家の人は多いと思うけど、読む側がライトのベルしか読まないか、その逆の人が多いのもまた事実。かつての自分はそうであった。ここのブログでは、あえてヲタ向けの話題を書こうという趣旨からまっとうな文芸書の書評は避けている。(キーワード検索でここに来た人に申し訳ないから)

そんなことはおいといて、書店に行ったが今の時期この人の作品ばかり読むのはいろんな意味で危険と判断し、ホビージャパンの立ち読みをする。
そこで、先月紹介されていたふたご姫のフィギュアの完成見本が掲載されていたが、「ああ、軽くリペイントすれば普通にいけるな」などと思った時点で私は首をつりたくなった。発売予定の10月にはすでに実家に転居しており飾ることは不可能である。それなのに、こんなことを考えてしまう。
そういえば、ふたご姫第3話以外はすべて録画しているわけで、このまま話が面白く続けばDVDも買ってしまうかも試練。だれかこの負の連鎖を断ち切ってほしい。作品に罪はなく、自分の腐れた心が罪なのだorz