* For RITZ /岡崎律子

http://www.starchild.co.jp/artist/okazaki/
 上記ホームページにて曲目が紹介されてました。曲目のほとんどが、生前最後に手がけたゲーム関連の曲ですね。
 もうあれから半年もたつのか。年月の経つのは早いもので。別に岡崎さんに限ったことではないけど、人って大切な人を失って、悲しみを引きずってると、ホント時間の経過というものを忘れてしまうもので、そして時間の経過とともに、大切な人との思い出が薄れていくと余計に、悲しみを引きずる生き物なんだと思う。自分は、この人のことを絶対に忘れないと思っていても、いざ年月が経ってみると、その人の声も、その人とかわした何気ないやり取りも、思い出せなくなってることに気がついて、余計に鬱になる。
 自分は、人を撮るのも、自分が撮られるのも嫌いだったので、いざ今になってその人の顔を思い出そうとしても、今では鮮明に思い出せなくなってしまった。
 自分は、岡崎さんの曲に、励まされた。ほんとにくじけそうなとき、尾の歌声を聴くだけで落ち着くことができた。だから、岡崎さんの訃報を聞いたとき、ほんとにショックだった。あれは、自分がメロキュアの1stアルバムを買って、間もないころだったと思う。あれ以来、某アニメの番宣で、「1st Priority」がかかるとなんともいえない気持ちになる。
 よく人は、「人は死んでも、心の中で生き続ける」みたいなことを言う。確かに、そうである。でも、思いで以外のものにまで執着するのは、それはエゴなんだろうか?いつまでも死んだ人間のことにこだわりつづけるのは、良くないとは分かってるけどそれができないのは、自分がまだ精神が子供だからなのだろうか。
 私情を挟んでしまい話は長くなったが、自分は、岡崎さんの記憶を自分のなかで風化させないためにもこれを買う。