クロノクルセイド

以前の日記で否定的なことを書いた、アニメ版クロノでしたが、11巻まで見た感じではこれはコレでありかなあなどと思ったり。タイトルの副題の「Mary Magalene」の解釈しだいで、原作とここまで展開が変わるもんだな、と。マグダラのマリア=ロゼットと完全に当てはめて聖女化してしまったのには釈然としないものを感じつつも、アニメも原作もロゼットが特殊能力を持っているかいないかの違いだけで、ロゼット自身はあくまで普通の人で描こうとしている点は、両者とも変わらず今のところはアニメ板も許容範囲内。サテラさんとシュタイナーさんはご愁傷様でしたが・・・。

同じ、GONZO制作のHellsinngの宗教的なモノ?は好きだけど、クロノはあまり宗教色強くするのは、なんかおもしろくないな。話しが、大きくなりすぎ。原作でも大風呂敷広げすぎて、大変なことになったのに。
文句があれば、カーニバルでの写真撮影とマグダレーナのところはもっと原作準拠にして欲しかった。
まあ、問題は今月末の最終巻。世間の評判ではかなり、コケにされてるが案外受け入れることができそうな気が。なんか、アニメ版はアイオーンが神様に対して自己顕示欲を見せるために、綿密に仕組まれた作戦だったけど、実はそれさえも神様の掌の上の出来事でしかなく、ロゼットたちはどうあがいても、神様の描いた因果の流には逆らえないと割り切れば、運命には逆らえないけどそれでも必死になった、その描写があれば何とかなるかな?

それはともかく、アニメのアズマリアの贔屓っプリはどうにかならぬものか。