機動戦士ガンダムSEED DESTINY 「選びし道」「血に染まる海」

個人的には、ガノタってだけの理由で、この番組見てるわけなので特に好きな作品ではないのですが、まあ今回の感想を。

今回やっと主人公のシンが種割れ起こしましたが、種割れの引き金が妹かよ・・・。実際には、ここで死んでなるものかって思ったときに、家族の思い出が彼の脳裏を横切ったに過ぎないんだけど、あのカットの使い方ではどうみてもシンがシスコンにしか思えん罠。

この作品見て思うのは、シンの影が薄すぎ。さらに頭悪すぎ、何も知らないでカガリに突っかかりすぎなんだよ。まあ、カガリも、理想だけは立派なんだけど、力が伴ってないからねえ。さらに、彼が何故ザフトに入ったのかも良く分からん。シンがここまでアホなのも、後半で回心するための演出なんだろうけど、それがかえって失敗してる感じ。実質アスラン主人公じゃねーの?と思ってしまうことである。まあ、アスランなどの前作メンバーは、一年かけてそれなりにキャラ描写されてるから、視聴者に思い入れがそれなりにあるからなんだろうけど。
リアルで、初代→Ζ を見てた人たちはどういう気持ちだったんだろう。今の自分と同じ気持ちでカミーユとか、クワトロを見てたんだろうか。

なにはともあれ、今回のはなしでやっと話しが本格的に動き出すってな感じですな。セイバー受領に、フリーダム復活。どんどん主人公の立場がなくなっていくな。

個人的には、アストレイのほうが好きだな。今やってるアウトフレームの話しも、結構面白い。誰もが思ってるだろうけど、アウトフレームはやっぱりMSVにあるG12で間違いないんだろうな。それで、アウトフレームはリジェネイトとは逆の発想で、敵のストライカーパックを強制的に奪うことで、戦闘時間を継続させることをコンセプトにして機体、もしくは、連合のストライカーシステムの実験機で、後のザフトのウィザードやシルエットシステムにつながってるんだろうな。
こうして、番外編のほうが面白いと、UCガンダム世代の人たちが、MSVに熱くなるのも分かるなあ。