*SDガンダムフォース最終話「帰り道」

 このアニメに出会えたことをほんとに良かったと思う。ただ一回見逃したことを除けば、悔いはない。第一話を見たときは、キャプテンのフェイスオープン、マジキモイと思ったものさ。今でも、違和感あるが・・・。それが、ここまで化けるとはおもわなんだ。
 さて、今回のお話は、実質後日談みたいなものであり、まあこれはこれでよかった。ゼロが爆熱丸との別れの際に、己の兜を脱ぐシーンはぐっと来た。出会ったころは、けんかばかりしていた二人だけど、今では、お互いを認め合ったいい関係を築いてる。結局、兜を脱いだ後、すぐにいつもの調子になったのには笑ったw
 あと、リリ姫、とプリンセスローズ。この描写も良かった。黒リリ姫がいなくなって、初めて本物のリリ姫が登場したときは、なにこのいかにもお嬢様なヤツは!と思ってましたが、彼女も、たのガンダムたち同様、シュウトと旅を続けることでだんだんと、その毒っ気が抜けて、いつの間にか、シュウトのことが・・・、になってしまった。リリ姫がこんなふうになる過程も、今思えば、小出し小出しで描写されてたので、この時の彼女の気持ちはごく自然だなと思った。しかし、シュウトよ、お前さんはなんてもったいないことをw
 あと、元気丸。彼もガンダムフォースと出会わなければあそこまで大物にはならなかっただろう。なにせ将来の○○○になる武者ガンダムだし。彼の今後が非常に楽しみなお別れの仕方でしたな。
 あと、ダークアクシズの三馬鹿。最終回でもやってくれたよw特にザッパーザクはほんとに洗脳されたフリをずっとし続けてたのか、ジェネラル倒した拍子で洗脳とけたのか実際分からんが、最高だ!!
 最後に、シュウトとキャプテン。最後の別れの場面は、非常に良かった。彼らの会話を聞いていて、ほんとに彼らの長いようで短かった冒険は終わったのだなぁとしんみりしてしまった。まさにタイトルどおり「帰り道」な、終わり方だった。
 などと思ったら、そうはいかないわけで、彼らの冒険はまだまだ続くみたいな感じで終了。そして、キャスト総出で「今まで見てくれてありがとう!」ありがとうって言いたいのはこっちのほうだよ!!あと、今思えば、シュウトって一回もセーラちゃんのケーキ食べてなかったんだな。あと、リリ姫の年齢がよう分からんが、最後の最後で、シュウトのところに押しかけてくるあたり、彼女は本気だw多分十歳近く年の違いがあるはずであろうシュウトは、彼女を恋愛対象としては見ないだろうから、今後起こるであろう修羅場が容易に想像できて笑ってしまった。
 最後に疑問に思ったことは、結局のところダークアクシズとは何か、ジェネラルは何か、ソウルドライブの秘密とか説明してくれたらよかったのに。多分、ダークアクシズはネオトピアの平行世界で、ネオトピアとは違い、人間とモビル市民が共存できなかった不幸な世界なのだろうと勝手に思ったりなどして自己満足しときます。